韓国に先を越された「脱原発」宣言
安倍政権は原発新設も
週刊朝日 7・7号 桐島 瞬(フリージャーナリスト)
台湾のときもそうでしたが、今回の韓国の脱原発宣言に関しても日本のマスコミ、運動体の反応は鈍いようです。そのなかで週刊朝日に寄稿するジャーナリストの桐島瞬さんという見知らぬ人から私にメールがあり、電話で韓国の文大統領の脱原発宣言に関して話を聞きたいとありました。その話の内容が確かに正確に記事にされていました。桐島さんの今後の活躍を期待します。
以下、私の発言内容:
「今回、韓国の脱原発の引き金となったんおは、朴大統領を退陣に追い込んだ「キャンドル革命」と呼ばれる国民の大規模なでもだったと話すのは、韓日反核平和連帯の事務局を務める在日韓国人2生の崔勝久(チェスング)氏だ。
「デモを通して多くの国民が韓国の変革を望んだ。そのなかで教科書や国民の人権問題などどともに、脱原発がイッシューとしてあがってきたのです。それをうまくすくい取ったのが文大統領でした」
8割を超えると言われる文氏の支持率を背景に脱原発宣言は国民に指示されているというが、注目は原発輸出をどうするかだ。建設中の原子炉と輸出についてはまだ何も言及していない。
「巨大な原発利権を持つ財閥を敵に回して、原発輸出もやめろというのは文大統領でも言いにくい。背中を押すためには、自国でやらないものをゆしゅつするのはおかしいとする世論が出てくるかどうかです」(崔氏)
私の発言はここまでで、ここから桐島さんは、「脱原発で沸く韓国と正反対なのが日本だ」と続け、最後は、「未曾有の原発事故を教訓にしたのは、当事者国ではなく隣国だった。」と締めくくっています。私の発言の後に、元経産官僚の古賀茂明氏の「原発の新増設は既定路線だ」という発言も紹介されています。多くの人にこの記事をご紹介ください。
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