2017年3月20日月曜日

東芝の原発輸出に反対する集会、街頭デモが福岡、東京で持たれました

東芝の原発輸出に反対する集会、街頭デモが福岡、東京で持たれました。明日から1週間、韓国です。
3月16―17日 福岡でのワークショップ、集会、東芝九州支店訪問
18日 福島訪問
19日 銀座・新橋での街頭デモ
同日 韓国YMCAでの集会

 3月17日  東芝九州支局訪問  面談拒絶に東芝事務所を占拠 公開書簡を事務所に投函

                                                  2017年3月17日
                                株式会社 東芝 社長  網川 智 様  
                             副社長 成毛 康雄 様
                                                  副社長 秋葉 慎一郎 様

ご提案・ご質問
 私たちは核兵器と原発をこの地球上から廃絶することを目的として昨年10月に福岡市内で、日本と韓国の有志によって設立された市民団体です。
1945年の広島と長崎へのアメリカ政府の原発投下の責任を明らかにすること、及び原発メーカーの責任を問う国際的なBDS(不買、投資引き上げ、制裁)運動を展開することを運動方針としています。
 報道によれば、御社においては、会社存続の瀬戸際に立たされており、社会的な影響も危惧されるところです。その原因は、ひとえに御社が買収したアメリカのウエスチンハウス社の高値買取と子会社の膨大な赤字に起因するとされています。しかしながら御社は引き続き原発製造・輸出を続けることを公表しています。福島事故を起こした原因も明らかにならず、事故の解決のめども立たないにもかかわらず、海外に原発輸出を進めることは企業の社会倫理に反します。御社が生き延びるには、この原発依存質からキッパリと縁を切り、国民の生活向上に貢献する他分野の生産・販売に活路を見いだすほかに方法はないことも、明らかなことです。
 そこで、以下の質問に一ヶ月以内にお答え下さい。日本代表の木村公一まで、ご郵送ください。
期限を過ぎる場合は、その旨末尾に記した連絡先にお電話下さい。
【木村公一 住所】  〒819-1574 福岡県糸島市川原516

) 原発輸出を継続することの是非について、御社はどのようにお考えか。
) 原発事業から撤退することの是非について、御社はどのようにお考えか。
3) 世界銀行が決定しているように世界の趨勢は、原発製造への資金融資はしないということです。ウエスチングハウスの買収が東芝の経営判断の誤りであったことは御社社長も是認しています。原発輸出を前提にしたまま、日本の銀行団から資金融資を受けることの是非をどうお考えか
以上のことに誠意を持った回答がない場合、南アフリカ、パレスチナ、韓国、日本を中心に、脱原発を求める全世界の市民団体および一般市民との国際連帯運動によって、東芝製品の不買、投資引き上げ、制裁を意味するBDS運動を展開することを宣言します。また、これらのことを胸襟を開いて話し合いを致したく、御社社長、副社長との面談をご提案申し上げます。

先ずは、今回当地福岡にて、パレスチナと南アのBDS運動経験者を招いての会議・集会を行った関係上、御社の九州支社に赴き、以上のご提案を行うことに致しました。九州支社から東京本社の社長などにご連絡をお願いしておきます。
その後、東京の本社において、社長、副社長との話し合いの場を設定していただければ、幸いです。
        日韓/韓日反核平和連帯一同   韓国代表:柳 時京  日本代表:木村公一
    連絡先(木村公一080-6410-3311 原 豊典090-5286-5853            

                                                東芝九州支局ビル前で講義の集会


水道橋の韓国YMCAにて、東芝に対するBDS(ボイコット、投資引き上げ、制裁)運動の決意表明
               
                    銀座4丁目でデモ敢行

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