2015年9月14日月曜日

最近の動向と講演会のご案内

Ochlosを見てくださっているみなさんへ

最近の動向
原発メーカー訴訟において、私と訴訟の会事務局長の朴鐘碩氏は、弁護団から一方的に委任契約解除されましたが、あくまでも原告の立場に固執し、本人訴訟として裁判を続けていくことになりました。弁護団の主導に従うことを求める弁護団を解任することを決断した原告と合わせて、本人訴訟団を形成することになります。それに原告でない「選定人」も加わります。

メーカーの責任を法廷の場で明らかにしていくことを目的にした私たちの主張は準備書面で明らかにされます。準備書面は10月14日に裁判所に提出することになり、今、仲間たちと準備書面の草案をたたき台にしながら、その準備を進めています。ご期待下さい。このことでひとつの裁判で二つの主張がでることになります。原告は訴状と私たちの準備書面を読み比べ、どちらの主張に与するのか選択されることになります。いずれにしても私たちの目的は原発メーカーの責任追求です。

なお、原告でない方でこの訴訟に関わることを希望される方に、「選定当事者」制度を活用した「選定人」募集をしています。メーカーの輸出を許さない行動を起こしたいという方はご連絡ください。



2015学堂会915日講演会ご案内

 戦後70年の日本の夏、日本がどちらの方向に進もうとしているのか、アジア諸国はじめ世界の人々に、これまでにない危機感を抱かせている日本の現状があります。立憲主義を掲げている日本の市民としての考え方、責任が問われています。『一人ひとりの在り方が、国の在り方』、世界の中のアジア、アジアの中の日本としての視座を、あらためて見直す時です。折しも今年は日韓国交正常化50周年を迎えております。日本の未来につなげるため、主権者としての一人ひとりの責任ある生き方を、隣国の人々の声に真摯に耳を傾けつつ、ご一緒に学ぶ機会にしたいと存じます。

日時:2015915日(火)18:0020:00(通訳つき)開場17:30
講師:崔 勝久氏
演題:『日韓のはざま・在日の視点から見える世界』
場所:憲政記念会館 会議室 千代田区永田町1-1-1
参加費:一般2000円、学生1000円 (軽食つき)
講師紹介:大阪生まれ「在日」2世。20歳半ばで民族差別を糺す「日立闘争」に出会いその勝利の後、在日韓国川崎教会・青丘社を中心に地域活動を始める。児童手当などの国籍条項撤廃の運動などの経験をもつ。現在、原発メーカーの責任を問う世界初の訴訟をはじめる。NPO法人NNAA副理事長。「原発体制を問うキリスト者ネットワーク」(CNFE)共同代表

学堂会講演会のお問合せ
学堂会代表     不二子   事務局 兼松    大隈尚子
参加申込: 兼松惠Tel: 090-5016-4410 e-mail: <megukanematsu@gmail.com>
Faxでのお返事は,大隈尚子宛 Fax: 03-6310-5325 
下記にお名前,ご連絡先 などを書いていただいて、このままご送信ください。




次回の学堂会は101 『永続敗戦論―戦後日本の核心』著者 白井 聡氏にお願いしてございます。

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