2012年11月24日土曜日

投稿:世界の原発マフィアに抗するー12月の福島閣僚会議

投稿:「IAEAと共催での福島閣僚会議について」

原発銀座福井で、ささやかですが原発反対の運動に参加しています。

12月のIAEAと共催での福島閣僚会議については、NNAAとしてはどうお考えでしょうか?

脱原発世界会議もこれに対抗(?)して、同じような日程で開催されるようです。自分は、原発現地で反対する者として、できれば郡山へ行こうと思っています。

福井でも、そんな考えの人間は今のところあまりいないようですが、なんか目にみえない力が現地へ行けと引っ張っているように感じます。もし、崔さ ん達が、なにか抗議行動等をお考えなら、なんらかの形で連携できないかと思っております。

自分にとっては、莫大な時間とお金を費やすことになりますので、自分に可能な程度ですが、抗議の意思と意図を皆さんに伝え、ささやかながら現地で 反対の声をあげてこようと思っております。

自分が、この会議に抗議しようと思うのは、IAEA が、これに合わせてか、福島に事務所や研究拠点を開設しようとしているからです。

日本国政府はもちろん、IAEAを始めとして様々な原子力を推進する国際的連合が(実像は不明ですが)、あたかも福島県民の安全・安心の立場に立 つかのような装いをとりながら、恐らくこれから起こるであろう(既におこっている可能性も高いと思います)内部被曝による晩発性の障害や、放射能 汚染をごまかす体制を作ろうとしていると思うからです。

これは許しがたい犯罪ですが、たぶん関心の薄い一般の人にはとても判りにくい、実に高等な策略だと思います。世界被災者の支援や反対運動を混乱させたり分断するから、あまり声高に云わないほうがいいとい人もいます。確かにデリケートな問題のように見えます。 しかし、黙っていていいのでしょうか?本当にデリケートですむ問題でしょうか?

原発問題は、これだけではない。原発問題以外でも、阿部の自民党や石原も加わった維新の会、その他第三極といわれる政党に名を連ねる札付きの連中 は、海外への野望を込めたデタラメな経済政策をかかげ、さらに危機をあおり、富めるものを保護し、日本民衆やアジアの民衆からさらなる収奪を計ろ うとしています。一気に日本を戦争をやれる国家、うむをいわさぬ統治国家にもっていこうとしています。恐らく、彼らの思い描く「強くて美しい日 本」という思惑さえ遠くはずれて、日本はもっと危機的な状況になっていくでしょう。

原発や原発事故の問題は言うに及ばず、すべての反対運動は押しつぶされ、福島の歴史的な惨禍さえ目に入らぬ狂気にみちた為政者達の暴走が始まりか ねません。

問題はIAEAなどの国際的連合だけではないかもしれません。しかし、この連合が企むしかけは、そういったおぞましい現実の象徴でもあり、狂気と 野望の集約であり、チェルノブイリ事故後の「安全」を作った実績のある現実的な枠組みであるからこそ、決して見過ごしにできないものだと思いま す。

こういった枠組みの上で、福島事故があったにもかかわらず、福井では地元の雇用などとバーターで、原発やむなしという世論が作られています。

このままでは、いつか福井で事故がおこり、福井県どころか、気候条件によるかなりの確率で、関西、近畿、中部、関東に放射能がふりそそぐでしょ う。もんじゅ事故や複数原発の連鎖などとなれば、日本の中心部はほぼ福島の高汚染地帯に匹敵する汚染地帯になるぐらいの事態になるでしょう。

こういった考え(命やその雇用そのものを完全に奪う原発と目先の雇用をバーターで考える)を覆すため、マインドコントロールされ眠りこまされた民 衆の感性を目覚めさせるため、権力者の飴玉と脅しから自らを解き放てと、不安や苦しみから自らを解放して立ち上がれと、呼びかけねばならないと思 います。

データをとるために隠ぺい体質を維持するために、猫なで声の裏で棄民される福島県民を支援するためにも、原子力推進国際連合の野望を暴露していく 必要があると思います。

核武装を是とする狂気にみちた人間が、まるで、新たなよりよき未来のリーダーのように思えてしまうのは、何故なのか。を問うていかねばならないと 思います。原発被災地域を安全にするといった欺瞞をあばきながら、同時に彼らが進めようとしている「日本」という国家の枠組み全体(政治、経済、 統治、貿易、軍事、環境、イデオロギー)に強い警鐘を鳴らすことをやっていかねばなりません。できうる限りで抵抗していかねばと思います。

そして、棄民される福島県民は、将来の福井県民であり、将来の日本の民衆であり、世界の民衆なのだと、自分のこころに命じ、人々に訴えねばなりま せん。そういう姿勢で、分断され不安のなかで悩み迷う福島県民の側に断固たって抗議行動をしてきたいと思っています。

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