今日は午前中、川崎の市民委員会の傍聴に行きました。外国人の参政権賛成と反対の請願がでているので、それを採択するかどうかを審議したのです。
川崎は、民主と自民が同数で、それに公明と共産が続き、参政権に反対しているのは自民だけですから、本来は、多数決で勝つはずなのです。しかし民主と公明が「裏切って」継続審議に賛成したため、市民委員会は慣例として全員一致を原則としていることもあり、今回は、予想通り棚上げ(継続審議)になりました。公明は山口委員長に従い外国人の人権云々を言っていたので賛成するのだと思っていたら、最後は継続審議賛成でした。わけがわかりませんね。
民主は国会では参政権の法案を提出する準備をしているんじゃないのか? しかし川崎の民主党は、民主党は一枚岩ではないと啖呵を切っていました。傍聴のはずの民主の最右翼の議員はまるで、「在特会」や右翼の雰囲気のような男でしたね。背広の裏に日の丸をつけて見せびらかせているという噂です。さもありなんですね。
まあ民主の団長は、これまでの民主の水準を落とさないと豪語していましたが、5年前は、全員一致で賛成しているのですから、これは民主の水準を落としたとしか言えません。まあ、それでも、あんな若手の右翼的な、人の言うことをまるで聞かなそうな議員がいるんでは頭が痛いことでしょう。同情します。しかしどっかで決着をつけるべきときが来ると思いますが・・・川崎北部は、市民運動に関心が多い人たちが多く住んでいるとか聞きますが、なんであんな右翼的な民主党党員が当選するんでしょうか、来年の選挙では落選運動をやりましょう。北部のみなさん、頼りにしてまっせ。
自民はひどいもんです。質問はためにするもので、因縁をつけているとしか言えない水準ですね。本人は勉強しているつもりなのでしょうが、例の憲法の「固有の権利」と、最高裁の「判決」と「傍論」に関して執拗に自分に有利なように、行政から言質をとろうとしていました。
市民委員会で審議をして、棚上げが決まる前に、自民党は本会議に参政権反対の議案を提出すべく準備して、各党にその案を回していることがわかりました。ネットや無所属の議員は、市民委員会を無視していると怒ってましたが、さあ、自民党は蛙の面になんやらなのか、まともに抗議に応えるのか、どうでしょう。
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