昨日、阿部さんの勝利の記者会見がありました。マスコミは総じて好意的です。2期8年の実績を市民が評価したという記述が目立ちます。しかし、本当にそうでしょうか。棄権が65%にも達したという事実を各新聞社は分析していません。
27日付けの朝日新聞によると、阿部さんは、7つの区の内、6つの区で1位、唯一負けたのは宮前区だけで、ここは民主の福田さんの基盤があるところです。福田さんは無党派層では勝つだろうと予測していたのに、ここでも阿部さんが40%で、福田さんの32%に勝っています。「支持政党と投票先」では、阿部さんは民主の29%をとり、喧嘩をしたはずの自公からもそれぞれ51%、61%占めるに至っています。
この結果は阿部さんの快勝のように見えます。しかし重要なことは、投票率は35%しかなく、そのうちの阿部さんの得票率は37.33%ですから、有権者の13%、総人口で考えると10%の支持しかないという現実です。有権者の13%の支持しかないのに、選挙で勝ったということで、公約実現を旗印にして攻撃的にやれば、これまで以上の摩擦が生じることは目に見えています。自公民は野党の立場で厳しく対応するでしょう。ここで阿部さんが、「市民党」の立場を主張できるのか、これが最大のポイントです。「市民党」を名乗るからには、市民の声に耳を傾け、市民との(自分に反対するグループであっても)対話を実行しなければなりません。それが阿部さんにできるのでしょうか?
阿部さんは、民主の攻勢に勝ったことで口も滑らかに「市民の勝利」を謳い、地下鉄建設を批判した前原国土交通相を「内容をわかりもしないでそのような発言をするのはお粗末。大臣として失格だ」と憤りを示したそうです(神奈川新聞より)。この発言に私は阿部さんの人の言うことを聞かない、攻撃的な性格をみます。
投票日の夜、9時になってもまだ駅に立ちつくしていた阿部さんは、私を貴重な1票と思ったのか、「市民党」党首として心構えを変えたのか、意見は違っても対話をしましょうと話しかけた私に、「喧嘩ではなく、対話をしましょう、約束します」と応えました。選挙用の言葉なのか、心からの言葉なのか、今日、私は市長あてにメールを送り、南高校跡地の活用に関しては住民が参加して話し合う場の保証を求めました。私たちも喧嘩でなく、真摯な対話を保証する、と記しました。
さあ、なんと返事が来るでしょうか?
27日付けの朝日新聞によると、阿部さんは、7つの区の内、6つの区で1位、唯一負けたのは宮前区だけで、ここは民主の福田さんの基盤があるところです。福田さんは無党派層では勝つだろうと予測していたのに、ここでも阿部さんが40%で、福田さんの32%に勝っています。「支持政党と投票先」では、阿部さんは民主の29%をとり、喧嘩をしたはずの自公からもそれぞれ51%、61%占めるに至っています。
この結果は阿部さんの快勝のように見えます。しかし重要なことは、投票率は35%しかなく、そのうちの阿部さんの得票率は37.33%ですから、有権者の13%、総人口で考えると10%の支持しかないという現実です。有権者の13%の支持しかないのに、選挙で勝ったということで、公約実現を旗印にして攻撃的にやれば、これまで以上の摩擦が生じることは目に見えています。自公民は野党の立場で厳しく対応するでしょう。ここで阿部さんが、「市民党」の立場を主張できるのか、これが最大のポイントです。「市民党」を名乗るからには、市民の声に耳を傾け、市民との(自分に反対するグループであっても)対話を実行しなければなりません。それが阿部さんにできるのでしょうか?
阿部さんは、民主の攻勢に勝ったことで口も滑らかに「市民の勝利」を謳い、地下鉄建設を批判した前原国土交通相を「内容をわかりもしないでそのような発言をするのはお粗末。大臣として失格だ」と憤りを示したそうです(神奈川新聞より)。この発言に私は阿部さんの人の言うことを聞かない、攻撃的な性格をみます。
投票日の夜、9時になってもまだ駅に立ちつくしていた阿部さんは、私を貴重な1票と思ったのか、「市民党」党首として心構えを変えたのか、意見は違っても対話をしましょうと話しかけた私に、「喧嘩ではなく、対話をしましょう、約束します」と応えました。選挙用の言葉なのか、心からの言葉なのか、今日、私は市長あてにメールを送り、南高校跡地の活用に関しては住民が参加して話し合う場の保証を求めました。私たちも喧嘩でなく、真摯な対話を保証する、と記しました。
さあ、なんと返事が来るでしょうか?
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