昨日(11月24日)は、品川で米津篤八さんと朝鮮訪問ジョイント報告会をもちました。
米津さんは朝鮮の孤児に粉ミルクを送る活動を長くされ、現地の孤児院や育児館を10回にわたり訪問されてこられた、朝鮮語の翻訳の第一人者です。
2000年から昨今の朝鮮の「発展」はめざましく、国際的な経済封鎖が続く中でどうしてそのようなことが可能なのか、朝鮮の実態はどのようになっているのかに関して、私の現地報告をあわせ、参加者と意見、情報交換をしました。参加者の中には朝鮮を実際訪れた方がおられ、朝鮮の状況を実際に見てきたことからの意見、情報交換は大変有意義でした。また改めてこのような機会をつくりたいものです。
米津さんの最新の40分の映像は、10年前の孤児院を訪れたときのものも挿入された、朝鮮の現状を知る、大変興味深いものでした。米津さんの「9年ぶりの訪朝」の報告です。
1.生活レベルの急速な向上
2.金正恩委員長への支持
3.地方経済の活性化
4.科学技術の発展
5.交通・エネルギー事情の改善
1.生活レベルの急速な向上
2.金正恩委員長への支持
3.地方経済の活性化
4.科学技術の発展
5.交通・エネルギー事情の改善
確かに平壌の孤児院、育児院の施設及びその中での介護の実態は映像から見る限りすばらしく、市場經濟を最優先する日本のような社会では実現不可能なようなものでした。朝鮮の社会主義経済体制のよさがよくわかります。朝鮮に何度も訪問され「朝鮮学校のある風景」(隔月発行)や民族学校に生徒への奨学金制度の運営にかかわっている金日宇さんのおはなしでは、朝鮮では国民全員の大学卒業の実現を目指しているとのことでした。
その挑戦の可能性は確かにあるのでしょうが、貿易の道が閉ざされ内需しかない状態でその維持が可能なのか、その解決の道は南北の交流にあるようです。では日朝の関係はどうか、これは彼の意見では、南北間及び米朝間の交流が進む中で孤立を恐れる日本が(実際、朝鮮への經濟進出を願う企業も多いとか)朝鮮へのアプローチを求めるようになるだろうというご意見でした。
果たして朝鮮半島の平和実現への関わりを積極的に進めず、朝鮮への圧力を強調するだけの政府とそれを支持する日本国民の実情からすれば、自発的な日朝関係の改善を進める動きがなされるのはむつかいかもしれません。しかし彼は楽観的でした。そうかもしれません。
その挑戦の可能性は確かにあるのでしょうが、貿易の道が閉ざされ内需しかない状態でその維持が可能なのか、その解決の道は南北の交流にあるようです。では日朝の関係はどうか、これは彼の意見では、南北間及び米朝間の交流が進む中で孤立を恐れる日本が(実際、朝鮮への經濟進出を願う企業も多いとか)朝鮮へのアプローチを求めるようになるだろうというご意見でした。
果たして朝鮮半島の平和実現への関わりを積極的に進めず、朝鮮への圧力を強調するだけの政府とそれを支持する日本国民の実情からすれば、自発的な日朝関係の改善を進める動きがなされるのはむつかいかもしれません。しかし彼は楽観的でした。そうかもしれません。
天木氏はしっかりと正確に日韓の混乱の本質を見ていますね。
「韓国政府は昨日21日、慰安婦財団の解散を正式に発表した。・・・韓国政府は日韓合意を一方的に破棄したわけではない。」
「あの日韓合意はもはやその役割を終えただけなのだ。日本が一方的に約束違反だと怒り狂っているだけだ。ついでに言えば、あの徴用工問題もそうだ。個人の補償請求権は、日韓合意で消滅したわけではない。このことは日本政府も認めている。」
「韓国最高裁の判決は、日韓両政府にあの時の不十分な日韓合意について善後策を考えろと命じただけだ。そして文在寅大統領は安倍首相と違って司法の中立性を尊重し、最高裁の判断を尊重し、日韓両政府で善後策を考えようと安倍首相に提案しているのだ。」
「慰安婦問題といい、徴用工問題と言い、今度の騒動から見えたもの。それは日本と言う国が、政治家もメディアも世論も、歴史を直視する勇気を持たず、隣国に対する反感、差別意識から抜けきれないという事である。残念でならない。」
「韓国政府は昨日21日、慰安婦財団の解散を正式に発表した。・・・韓国政府は日韓合意を一方的に破棄したわけではない。」
「あの日韓合意はもはやその役割を終えただけなのだ。日本が一方的に約束違反だと怒り狂っているだけだ。ついでに言えば、あの徴用工問題もそうだ。個人の補償請求権は、日韓合意で消滅したわけではない。このことは日本政府も認めている。」
「韓国最高裁の判決は、日韓両政府にあの時の不十分な日韓合意について善後策を考えろと命じただけだ。そして文在寅大統領は安倍首相と違って司法の中立性を尊重し、最高裁の判断を尊重し、日韓両政府で善後策を考えようと安倍首相に提案しているのだ。」
「慰安婦問題といい、徴用工問題と言い、今度の騒動から見えたもの。それは日本と言う国が、政治家もメディアも世論も、歴史を直視する勇気を持たず、隣国に対する反感、差別意識から抜けきれないという事である。残念でならない。」
2011年の東日本大地震当時のブログ数カ月分
先程からブログの整理をしていて、2011年の東日本大震災当時のブログを数ヶ月分読みました。
当時、私はもぐりで横浜国大の中村剛治郎教授の地域経済論の講義を聴いていました。読み返してみると教授の講義から影響を受けているのがよくわかります。
参考までに当時のブログをあげてみます。関心のありそうなものをお読み下さい。
★未曾有の大震災の後、日本はどうなっていくのでしょうか。
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post_51.html
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post_51.html
★「じゃかあしい!日本から出ていけクソ朝鮮人!! 」Twitter社はこの発言を許すのですか。
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/twitter_18.html
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/twitter_18.html
★「東日本大震災(巨大地震、巨大津波、原発危機の多重災害)」の影響と「復興」を考える
https://oklos-che.blogspot.com/2011/04/blog-post_13.html
https://oklos-che.blogspot.com/2011/04/blog-post_13.html
★東北地方の「復興」は、TPP受け入れとナショナリズム強化に向かうのでしょうか?
https://oklos-che.blogspot.com/2011/04/blog-post_07.html
https://oklos-che.blogspot.com/2011/04/blog-post_07.html
★福島原発事故の後は、世界は新たな原子炉に代るのか、それとも「凍結」するのか?
https://oklos-che.blogspot.com/2011/04/blog-post_2540.html
https://oklos-che.blogspot.com/2011/04/blog-post_2540.html
★投稿ー東北地方の被災者から学ぶこと
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post.html
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post.html
★東北の再生とは何かーNHKクローズアップ現代より
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post_30.html
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post_30.html
★川崎の地震・津波・原発対策はどのようになっているのかー「住民が生き延びる地域社会」をめざして
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post_26.html
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post_26.html
★宮本常一『忘れられた日本人』を読んで想うことー内在的なものからの「変革」の可能性
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post_19.html
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post_19.html
★今こそ、民族・国籍を超えた「協働」ー共に新たな地域社会建設に向かって
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post_18.html
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post_18.html
★原発の実態は報道されているよりはるかに危険、と思われます
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post_4196.html
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post_4196.html
★いまは、祈るほかない、きもちですー上野千鶴子
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post_2077.html
https://oklos-che.blogspot.com/2011/03/blog-post_2077.html
0 件のコメント:
コメントを投稿