2016年8月11日木曜日

日韓脱核平和巡礼が終わり、新たな国際連帯運動がはじまります

韓国訪問ツアーが無事に終わりました。
7日の最終総括会がソウルでもたれ、あわば決裂になるかという瀬戸際で、韓国サイドが、日本側の辛辣な韓国側に対する批判・問題提起を全面的に受けいれるという見解が表明され、8日の朝、改めて会議を再開し協議して合意に至りました。
予期せぬ、今後の国際連帯運動の大きな可能性を予感される内容になりました。日本側の批判を正面から受け入れた韓国側の寛容、運動に対する真摯な姿勢に逆に、日本側の取り組みが問われる展開になりました。合意された内容は以下の点です。


(日本側の問題提起の骨子は、韓国側の反原発運に取り組む姿勢に対するものでした。建前が先行し組織が作られても、それらは観念的・抽象的なものに終わり、真に反原発運動を進める、内実のなるものにはならないということを、今回の韓国訪問ツアーの準備不足、アメリカ政府の原爆投
下を告発する裁判の記者会見が突然中止されたことなどを例に挙げ、指摘した内容でした)


韓国訪問ツアー事務局長 崔の提案内容
国際連帯運動案
1)東芝に対する国際的なBDS(Boycott, Divest投資引き上げ、Sanction制裁)運動の展開
2)原爆を投下したアメリカ政府の提訴(韓国人被爆者)との連帯
3)韓国被爆者2世の「平和の家」の支援
4)脱核生命シルクロード構想の支援
5)合同事務局の設立

会議で承認された内容
1)共同委員会設立までは、両国のTFT(Task Force Team戦略室)が(国際連帯運動の課題設定、運動方針案などを)準備する
2)次回TFT会議の場所を福岡にする
3)日程は、10月26~27日にする
4)生命憲章作成に向けて準備をする
韓国側では今回のツアー(巡礼)で討議された内容を記した報告書を作成し、関係者のみならず、世界の主要関係機関に送付します。

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