2014年3月29日土曜日

村山発言は閣議決定していないと答弁したが、それが嘘であったとは!

「川崎から日本軍「慰安婦」問題の解決を求める会」からのメールです。
しかし驚きました。国会で下村博文文部科学相が堂々と村山発言は閣議決定していないと答弁したが、それが嘘であったとは。朝日新聞もひどいし、質問した共産党の議員も議員ですね。しかしこういう嘘が既成事実として積み重ねられ具体的な政策に反映されているとは、確信犯のなす業ですね。崔
 
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みなさま

朝日新聞で、以下のような記事が掲載されていてびっくりしました。...

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http://digital.asahi.com/articles/DA3S11051086.html?_requesturl=articles%2FDA3S11051086.htmlamp%3Biref%3Dcomkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11051086

下村博文文部科学相は26日の衆院文科委員会で、1月に改定した教科書検定基準に関する説明で河野談話と村山談話について「(両談話は)検定基準における『政府の統一的見解』にはあたらない」と述べた。両談話が閣議決定を経ていない点を理由に挙げた。

基準改定では、小中高校の社会科(地理歴史科)教科書で「閣議決定その他の方法で示された政府の統一的な見解がある場合、それに基づく記述」をするよう新たに定めた。

下村氏は宮本岳志氏(共産)の質問に答え、「基準における政府の統一的見解は、現時点で有効な閣議決定等に示されたものを指す。村山談話、河野談話自体は閣議決定されていない」と説明した。

下村氏は朝日新聞の取材に対し、「閣議決定されていないという事実の説明をした」と答えた。

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1995年の村山談話は閣議決定されています。その苦労話を旧社会党の議員から聞いたこともありました。(さきほど議員事務所を通じて外務省にも確認してもらい、確かに閣議決定されていると確認)。

閣僚であるにもかかわらず、そして今、これほど国際的にも注目されている課題に対して、これほど無知で、かつ誤った答弁をした下村博文文部科学大臣には、即刻辞任していただきたいです。そして閣議決定がなされているのですから、政府の統一見解として教科書に掲載すべきです。

ところで本来、閣議決定されているかどうかは、市民が誰でも確認できるようにすべきです。

ところが、官邸のページの閣議案件を見てみても、1997年以前のものが掲載されていません。意図的?とさえ思ってしまいます。

http://www.kantei.go.jp/jp/kakugi/

一方で、事実に反した答弁に反論できなかった宮本岳志議員は残念、そして検証せず垂れ流した朝日新聞も残念ですが。
とりあえず、正確な情報をお知らせしたく。

渡辺美奈(wam・全国行動)

3 件のコメント:

  1. 大切な情報をありがとうございます。間違った情報を垂れ流した朝日は、その後、報道内容を訂正する何らかの処置をすべきですね。

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  2. 乾 喜美子2014年3月29日 18:03

    ツイッターでつぶやいても良いですか?

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    1. どうぞどうぞ、いっぱい、拡げてください。

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