2013年4月5日金曜日

焼却灰どうする?~東京湾を放射能汚染から守るために~


2013年3月28日木曜日
東京新聞:焼却灰の海面投下問題をめぐる市民と行政の意見対立を取り上げる
http://www.oklos-che.com/2013/03/blog-post_1763.html

川崎市は4月からゴミ焼却灰の海面投下をはじめます。実験とは言いながら、実験室でのビーカー試験で得た結果を基に、実際に海面投下を強行しようとしています。普通、そのような飛躍は絶対に許されず、本番に至る何段階かの実験は必要不可欠です。それもセシウムをゼオライトで吸着させると問題はないという間違った理解のうえで、化学の基本常識を無視して、セシウムが大気中に水中に飛散される危険性に対する一切の対策は講じることなく海面投下が行われます。

福島の原発事故によって北海道南から神奈川県に至る500キロの沿岸が放射能によってどれほど汚染されたのかという事実は市民に正確に知らされていません。毎日出るゴミと下水道の汚泥は焼却されるのですが、焼却灰はあまりに放射線量が高くて、従来通りに海面投下して埋立地に使うとか、セメント会社に売るということはできず、ずっとこの間、臨海部に放置されたままでした。

保管地に困った川崎市は国と相談しとりあえずゴミの焼却灰の線量の高いものはそのまま放置し、最近の比較的線量の低いものを海面投下することを正式に市議会の環境委員会で決定して、市長も承諾し、いよいよ決行という段階に来ています。

川崎市は環境委員会では17の市民団体に説明をしたと報告していますが、各町内会長に簡単な説明をしただけで問題点に関しては一切、説明していません。放射能に汚染された灰を海面投下することは自然環境を更に汚染し、生体濃縮され食物連鎖によって、人間の口に入るときには1万倍の濃度になることも予想されます。


私たちはまず正確な知識を知り、そのうえで、行政と話し合いをし、まず4月からの放射能汚染された焼却灰の海面投下を中断し、より安全な方策を話し合いたいと願っています。

4月20日(土)の小川進・長崎大学教授の講演を聴き、これからのことを参加者で話し合いましょう。

この問題は川崎市だけではなく、いずれ、東京湾沿岸のすべての地域の課題ともなります。多くの方の参加を期待します。

1 件のコメント:

  1. ゼオライトやベントナイトなどを過大評価していないか?それらは単に水分(イオン)として吸着するだけで放射能を除去・無害化する力はない。その後直接水に触れれば当然(時間を経て)水中に溶解する。放射性廃棄物は自然崩壊以外では減衰せず、半減期は途方もなく長い。

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