2011年8月6日土曜日

投稿:「自然」エネルギー発電の再考(その3)明日は、まだ来ない-伊藤英雄

伊藤さんの、「自然」エネルギー発電のその再考(3回掲載)は読者の反応が大きく、これまでにない数のコメントが来ています。コメントと合わせ、今回の分をお読みいただければ幸いです。

崔 勝久

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明日は、まだ来ない

3日(水)夕方、たんぽぽ舎で、反原発自治体議員・市民連盟主催の第7回学習会
(最終回) がありました。 「脱原発 かわさき市民」の瀬川さん、伊藤も参加しました。

槌田 敦さんの”私たちのめざす社会”でしたが、フクシマの放射能被害がちっとも収束していない現在、一般的に語るのは抵抗を感じると前置きして、過酷事故を分析し、放射能の危険と対策など、具体的に話されました。 

・特に危険な内部被曝 :細胞を分断し遺伝子再結合が異常になる α線と β線ですが、政府はその実態をひた隠し、意図的に軽視・無視している。こんなごまかしを許してはいけない。 

・「犯罪」に等しい東電の安全無視・利益優先の重大過失を厳しく追及すべきで、裁判を提起しないのはおかしい、と熱を込めて語られました。

 たんぽぽ舎からは、「広瀬隆・明石昇二郎のふたり(注)が裁判を始める。たんぽぽ舎も支援する」コメントがありました。  然り、とことん闘って行くだけです!(注)『原発の闇を暴く』:集英社新書。 原子力マフィアの構造が図解されています。人間が自然に及ぼした惨害。馬や肉牛の哀れな末路、家庭のペットが主人と引裂かれる哀しい眼・・・。 

やがて児童・生徒達に、更に次世代の子と孫に及ぶだろう障害。
成人には各種の癌、腫瘍の多発か。遺伝子が破壊されるため苦しむひとが続々と出て来るのは必至です。

このような時代を、私たちはどう生きていくのか。槌田さんは、逃れようのない事態を冷静に受け留めるところから考えようと、話されました。 

自然エネルギー発電については、「まやかしだ」と。時間が迫って詳しい展開は
ありませんでした。・・・・残念。

耳の無いウサギが産まれています。冊子が発行され、表紙写真をちらっと見ました。
人間への警告・・・。
どうやってこれに応答できるのか? 眼を反らさずに。

   ★ 伊藤英雄 ★

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