2010年5月3日月曜日

鄭香均(チョン・ヒャンギュン)の定年を祝う集い



鄭香均(チョン・ヒャンギュン)の定年を祝う集い

昨夜、鄭香均の定年を祝う食事会に20名近い人が集まりました。集いは二次会に及び、写真は二次会での彼女の挨拶と近況報告をする最新のものです。とても定年を迎えたとは思えない若さでしょう。相変わらず、東京都職員からの嫌がらせメールが来るそうですが、
泰然と受け流しているようで、さすがに最高裁判決で負けたあとの記者会見で、<可哀そうな日本人(Poor Japanese)>と言い放った面目躍如です。

集まった友人たちは、40年前、川崎で日立闘争・地域活動を担ったときからの人から、「外国人への差別を許すな・川崎連絡会議」のメンバー、今の「新しい川崎をつくる市民の会」のメンバー、南高校の問題で知り合った人を含め、若い研究者(そのうちの一人は、わざわざ京都から来てくれました!)も参加しました。

参加者で月並みな挨拶をする人は誰もおらず、この間自分の生きてきた生活をしっかりと述べ、酒が入った場にも拘わらず心にしみる話しで、旧友を温め、また新たな出会いを喜び、これからの闘いに思いを強くしました。参加してくださった皆さんに感謝です。

鄭香均は定年後、ようやく、よく寝、食べ、泣くことができるようになったと言っていましたが、後1年で定年を迎える朴鐘碩と同じく、「在日」の歴史に残る人物と時代を共にし、
一緒に闘ってきたことに心からの喜びを感じます。彼女の話しや、朴鐘碩の会社の経験談からも、彼らが人知れず苦しみ、悩み、その中から道を切り開いた人物であることを思うと、心からの敬意を表したいと思います。

ヒャンギュニ、お疲れさまでした。あなたとこの40年歩みを共にでき、心から感謝します。これからも「当然の法理」の闘いを私たちは続けます。一緒に、楽しくやりましょうね。そしてこの目で、「当然の法理」が崩れ去るのを目撃しましょう。あの、ドイツの壁が歴史の流れで崩れたように。

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