2010年4月1日木曜日

「在特会」支持者はどうして、私たちを非難するのでしょうか?

この1週間、「在特会」支持者だと名乗る男からの電話が続き、「朝鮮人」非難を繰り返しています。「外国人への差別を許すな・川崎連絡会議」事務局への電話です。彼は、この会は朝鮮人によって運営されていると思い込んでいるようです。

彼の電話での話の内容は以下のものです。
1.自分は法政大学を出たが、地方国家公務員の試験に落ちた。これは能力差別である。お前たちは朝鮮人差別を問題にしているが、能力差別については何の行動もおこさないのか。
2.日本人の就職が困難なのは朝鮮人が運動を起こして自分たちの職を奪っているからだ。
3.自分は、「在特会」支持者で、日本は日本人のものだと思っている。

このようなことで延々と私と言いあっています。私は、外国人は3Kの、日本人のやらない仕事をしているではないか、「研修」制度によって超低賃金で働かされているではないか、就職できないことの不満は私たちに向けられるべきではない、世界どこでも自分が行きたい会社に無条件に入れるところなどないではないか、競争社会で生きられないと思うのならば生活保護を申請するか、新たな道を模索するしかないではないか、などと話すものの先方は、そもそも私と議論をしたいのでなく、朝鮮人はけしからんと言いたいがために電話をしてきているのです。

日本社会は明らかに変容しています。外国人の地方参政権に反対する地方自治体が賛成する自治体をはるかに超えました。河村名古屋市長は、地元の小さな地域での政治参加(地方自治)にさえ、国籍条項を持ち込みました。そしてこの市長をこれまでの政治を変えてくれる人だと賛美する人が増えています。彼はまるでヒーローです。私は、彼は大変危険な人物だと考えています。

近藤敦さんが指摘されたように、確かに「在特会」の勢力は大したものではないでしょう。しかし彼らの強調するナショナリズムは実に多くの人に影響を与えると危惧するのです。我が家では、電話がかかってきてからは必ず絶えず自宅玄関の鍵をかけるようになりました。こんな電話がかかるようでは、進歩的な人も発言を躊躇するかもしれません。

しかし私が本当に憂うのは、彼らの動向ではなく、実は、彼らを疎ましく思いながらもそれぞれが自分の党派や、仲間で固まり、結集すること、連帯することに心を砕かなくなった、「われわれ陣営」の質です。どうすればそれが可能になるのか、みなさんの助言を求めます。

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