2018年2月24日土曜日

金信明さんと共に新たな出発をめざすコンサートとスピーチの集い


去年84日~6日、「反核平和フォーラム」と「韓国人被爆者追悼行事」のために、福岡在住の金信明(キム・シンミョン)さんは10人の日本人仲間と共に、韓国の陜川(ハプチョン)を訪れました。そこで、誤飲と心臓発作にみまわれ、救急治療のかいもなく、脳に酸欠による損傷をうけ、現在、ご家族の助けによって、福岡でリハビリ中です。
 金信明さんは、日本国籍を持つ在日朝鮮人2世です。東京都立高校の教師として働いていた1994年、40歳の時に「朝鮮人として生きる」覚悟を固め、自己=人間の尊厳をかけた新たな歩みを始めました。2003年の公立学校などの公式行事で義務化された「君が代」斉唱を強要することに反対する裁判に参加。最近では、首相靖国参拝および安保法制は違憲であるとする裁判にも関わってきました。2011311日福島事故発生後、東京から福岡に避難し、原発メーカーの製造責任を問う裁判に積極的に参加してきました。
 この度、パートナーの正子さんや娘さんたち、および、日本と韓国の友人たちは、道半ばで倒れた金信明さん共に、それぞれの現場で、日本社会の民主化に向けた新たな出発を確認する楽しいひと時を、下記のようにもつこととしました。皆様のご参加を心から歓迎します。

1.日 時:2018年2月25日(日曜日)午後1:30開場、2:00開演、4:30終演予定
2.場 所:福岡城南教会(地下鉄七隈線、桜坂駅下車、 徒歩10分、地図を参照)
3.出 演:歌手 パギやん趙博

主催:日韓(韓日)反核平和連帯(共同代表 木村公一、ユ.シギョン、事務局長 崔勝久
(連絡先)野上勇次 (携帯:090-4483-2653 

      プログラム
第一部 ……14:00
1、司会挨拶(木村公一)
2、主催団体より(崔勝久)「金信明さんとは誰か なぜこの集会を開いたのか」
3、家族挨拶(荒木正子)
4、韓国参加者挨拶  ・グリーン病院 キム・ボング院長、イ・ボラ医師・韓日反核平和連帯代表 ユ・シギョン司祭、イ・ジンソプ氏(韓国古里原発訴訟 原告)
5、オープニング曲(趙博氏)
6、関東各団体代表挨拶 ・池田幹子氏、小林裕氏
7、みんなで歌おう(憲法の歌)・池田幹子氏
~休憩~
第二部
8、福岡各団体代表挨拶 ・池永修弁護士(玄海訴訟) ・野上勇次氏(本人訴訟) ・倉掛直樹氏(アベ靖国訴訟)
第三部
9、エンディング曲(趙博氏)
10、閉会の挨拶(澤正彦)・報告(崔勝久) ……16:30

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