2017年7月4日火曜日

松本茂雄さん、92歳、「 私が体験した戦争と抑圧」


松本茂雄さん、「 私が体験した戦争と抑圧」
19-21歳にかけてロシアで強制労働された経験談を話されています
平成29年7月3日、於横浜国大大教室
92歳になる松本さんの記憶力は驚くべきものです。

戦争の不条理は許せないと腹から絞り出すような声で話す松本さん。
あの戦争は、国民を犠牲にした、棄兵・棄民した
実に重い言葉です。
同時に、同時に他国に犠牲を強いる植民地支配の本質を突かれます。
他国に大きな加害を与えた
近隣諸国に対して恐怖と悲惨を与えた

私はどのように松本さんの講演内容をブログで紹介しようといろいろと考えましたが、松本さんはKJ法を学び、物事の本質を自分の言葉で表す術をお持ちです。
昨日の小冊子になったレジュメをみなさんに全部お見せするのが一番良いと判断しました。写真にして公開していいのか加藤教授とご本人の許可がいただけるのか早急にお願いしてみます。

松本さんは戦後はトヨタなどの大企業で働かれた経験をお持ちです。90分を原稿もなく立ちっぱなしで話される体力、気力。これは70年にわたる資料をきっちりと整理されていることからして、松本さんの性格、気質もあるでしょうが、何よりも、自分の体験した「戦争と抑圧」を多くの人に知らせなければならないという使命感が、彼をしてそのような行動を可能にさせているのでしょう。

お元気とは言え、まもなく92歳です。ご本人のお話を多くの方で聴くという機会をみなさんで作っていただきたいと思います。ご本人は早稲田大学や横浜国大でお話をされました。ご名刺をいただきましたので、ご希望の方は私に連絡をください。横国の加藤教授と相談して、ご本人に連絡をいたします。








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