2015年6月29日月曜日

今バッシングに遭っている鄭玹汀さんが紹介した、日帝時代の著名な詩人の金素雲の短文を紹介します

2年前に私のブログに載せたこの文書が、どういうわけか急に読者の数が増えたのでツィターでつぶやいたところ、今、彼女のことが話題になっていることを知りました。この1週間で500名の閲覧数になっています。

偏見に満ちた群衆の横暴さを批判し、朝鮮人を守った日本人を“記憶”するー鄭玹汀
http://oklos-che.blogspot.jp/2013/04/blog-post_29.html
この中には、韓国の著名な詩人である金素雲の短文が紹介されています。とてもいい文書なので、まずここからお読みください。日帝時代、日本に留学に来たと若い時の金素雲の荒々しい感情と日本人キリスト者の出会いが感動的です。

私の2年前のブログが急に読まれだしたのは、彼女が最近話題になっている活動的なSEALDsを批判したことが「しばき隊」のメンバーから批判され、彼女がバッシングを受けるまでになったので、その余波であることがわかりました。あまりに多くの人が見るようになって炎上しているためでしょうか、今日現在、彼女がSEALDsを批判した内容を確認することができませんでした。

ツィターでは彼女の文書を読んで「支援する」と書き込んだのですが、今改めてしっかりと読んで感想を書こうと思ったのですが、炎上して読めないので、改めて私の感想文を載せたいと思います。
SEALDsに知人もいますが、鄭玹汀さんの指摘に対して感情的(暴力的)な対応をするべきではありません。本当に日本はまともな批判がむつかいしいところで、すぐに非難や人格中傷のレベルの話になっていまします。私の読書感想文からご本人の著作を読まれることを勧めます。

私はなにかのきっかけで彼女のことを知り、FBで連絡をとりあっていました。そして彼女の博士論文である木下尚江に関する著書をキリスト教系の月刊誌に紹介しました。それが以下のURLで読めます。日本の学者が書ききれなかった視点として評価する内容です。

『天皇制国家と女性ー日本キリスト教史における木下尚江』を読んで
http://oklos-che.blogspot.jp/2013/06/blog-post_11.html





1 件のコメント:

  1. トルコからの久美子の手紙2015年6月29日 15:50

    昨年のゴールデンウイークを前後して私は帰国し、福島・南相馬へボランテイア活動に参加しました。そこでシスターたちと出会いました。海外で35年、40年と宣教活動をさて来たシスターたちです。その中に鎌倉からおいでになったシスターとお話しいたしました。彼女は断固として、原発反対と宣言されていました。鎌倉の彼女のシスターたちのグループでは大きく原発反対を訴えておられます。更に、一昨年前には、東北の被害にあった地域に行き、がれき撤去に参加されていたと…。75歳を過ぎて、人生の最終章に向かわれているシスターの更なる素晴らしき活動から、私は宗教の違いを超えて、人間として共鳴するところを見つけた次第です。帰国するたびに福島の南相馬に行きたいと私の心が叫んでいます。なぜなら、このようなシスターたちが、原発事故の地域でボランテイア活動をされています。シスターたちとお話しすると心がなごみます…。宗教を論じるより、人間の振る舞いが大切と心から思うこのごろです。是非おご紹介のこの本も読んでみたいです。

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