2013年12月18日水曜日

北陸新幹線の延伸が中池見湿地を破壊ー大飯原発再稼働と引きかえか

福井の中野さんからこんなアピールが届きました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E4%B8%AD%E6%B1%A0%E8%A6%8B%E6%B9%BF%E5%9C%B0.JPG

中野@福井です。

全国の反原発、脱原発を戦う方へ。

中池見湿地という生態系の豊富な湿地が福井県敦賀市にあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%B1%A0%E8%A6%8B%E6%B9%BF%E5%9C%B0

上記にもありますが、ラムサール条約に登録されている湿地ですが、今、大変な危機にあります。北陸新幹線(金沢-敦賀間延伸)ルートがなんと、この湿地を横切るのです。

福井県では誰もが知っていますが、この北陸新幹線の延伸は、西川知事が2012年の大飯原発再稼働と引き換えに、工事の認可を政府から引き出したものです。西川知事は、なんのためらいもなく工事の県負担分は、原発の核燃料税をあてるとさえ言っている事業です。

この恥知らずな工事で、中池見湿地が破壊されようとしています。
この事実を、多くの人に広めて下さい。

自分は、自然環境を守る運動で原発が止められるとは思っておりませんが、原発のために、貴重な生態系が失われるようなことがあってはならないと思いますそんなことを許していたら、原発を止めるなどということはできないでしょう。

社会矛盾に挑戦するものは、自分自身の矛盾にも挑戦しなければなりません。それで初めて、原発を止めていく力もついてくるのだろうと思います。

原発をなくすということは、人間社会を、真の意味で創造していくことだと思います。


ウィキぺディアより
中池見湿地
中池見湿地(なかいけみしっち)は、福井県敦賀市にある、3つの低山に囲まれた面積約25haの内陸低湿地であり、泥炭湿地。分類的にはフェンにあたる。日本の地形レッドデータブックにも保全を要する最も価値のある地域の一つとして記載されている。2012年越前加賀海岸国定公園の一部として追加指定され、同年7月3日にはラムサール条約に登録された[1]。国内屈指のトンボ生息地である一方、アメリカザリガニ異常繁殖が問題視されている。


歴史

もともとはスギの巨木が生い茂る湿地だったが、江戸時代新田開発によりほぼ全域が水田となった。その後の減反政策休耕田が増えその地を大阪ガスが買収したがほぼ放置状態であった為、現在のような多様なモザイク状の生態系が形作られた。その後2005年に敦賀市に寄付された(詳しくは下記)。
環境省は、2001年12月、日本の重要湿地500に選定。2012年5月には、同湿地に水を供給する周辺の山を含めた87haをラムサール条約の新たな登録候補地に指定する方針を決めた[2]

北陸新幹線建設計画[編集]

北陸新幹線の建設計画において、敦賀市内のルートについて、予定ルート上に同湿地が存在していることが明らかとなった。環境アセスメントの結果によって、民家を避けるようルート設定が行われたためであるとされ、専門家からは、中池見湿地に生息する多数のヘイケボタルへの影響をはじめとして、環境への悪影響が懸念されている[6]


2 件のコメント:

  1. 中野です。

    ありがとうございます。
    福井の人はよく知っている事実ですが、この湿地保護のことは影がうすく
    こうやって、全国的に問題になることも、大事かと思います

    福井までの、新幹線延伸の問題と重ねて、訴え続けたいと思います。
    (東京-金沢は、再来年に開通予定です。)
    福井での新幹線問題のことは、書きだすときりがないですが、
    この湿地を新幹線が通るなどということは、恥知らずとしか
    いいようがありません。

    返信削除
  2. このコメントはブログの管理者によって削除されました。

    返信削除