先月、3・10「原発ゼロへのカウントダウン in 川崎」集会に参加された李大洙さんから提案があり、韓国21基ある原発立地地域と日本の原発立地地域の住民たち、および反原発の運動をしている市民同士が集まりお互いの状況を話し合い、そこから共通の課題を見つけ出そうという提案がありました。
考えてみればこれほど近くて、お互いの問題を抱えている日韓両国において、このような企画はなされて当然であったと思います。恐らく韓国においても全原発立地地域を巡り、住民と話し合うツアーというのは初めてではないでしょうか。日本からもそのような企画はこれまでなかったと思います。
計画が具体化されてきましたので、彼のメールを紹介することで、今回の韓国原発立地地域訪問ツアーへの参加を呼びかけます。日本からは10-15名を予定しています。
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皆さん、お元気ですか。
この間、韓日両国を往来して相談し、推進することになった初めての訪問行事として、6月19-23日に日本参加者たちの韓国訪問日程を準備してみました。
最初の訪問地である霊光(ヨンガン)と最後の訪問地である三陟(サムチョク)では宿泊が確定できた状態です。訪問地域では、行事と交流会など希望事項の意見をまとめてお知らせくだされば協議調整します。
韓国からの日本訪問は、9月に予定しており、具体的な日程と方法は今後議論いたします。
李大洙 拝
脱核(原発)アジア平和のための韓国原発地域、韓日市民ツアー企画案
趣旨:韓国と日本各地域で脱核(原発)運動を展開し続けている地域住民組織、市民団体間の韓日交流を通じて、原発と脱核運動の経験と情報を共有し、交流と連帯に基づいた脱核アジア共同行動を実現するための相互訪問
日時:2013年6月19-23日(4泊5日)
訪問地:霊光(ヨンガン)-密陽(ミリャン)/釜山古里(プサン・コリ)-慶州月城(キョンジュ・ウォルソン)-盈德(ヨンドク)-蔚珍(ウルチン)/三陟(サムチョク)
参加者:日本脱原発運動地域住民(10-15名)、NNAA/韓国脱核市民運動参加者(15名)
主 催:
韓国-地域対策委及び市民団体、脱核共同行動、アジア平和市民ネットワーク、脱核新聞
日本-原発地域(大間、玄海、六ヶ所村、陸奥など)対策活動団体、NNAA-J、CNFE国際連帯プロジェクト、NNAF(主催/主管団体への参加を望む団体に開放して準備する)
日程:
・19日(水)
仁川(インチョン)空港到着-霊光に移動-原発訪問住民対策委との交流会と宿泊
・20日(木)
陜川(ハプチョン)、密陽(チョンド)訪問を経由して、釜山(プサン)に移動-陜川、密陽、釜山古里訪問交流会 釜山宿泊
・21日(金)
慶州月城原発訪問、盈德到着-月城と盈德で交流会と宿泊
・22日(土)
蔚珍原発訪問、三陟に移動-集会と三陟で交流会と宿泊
・23日(日)
江陵(カンヌン)から仁川(インチョン)空港に移動(飛行時間により江原道(カンウォンド)、華川(ファチョン)訪問考慮。日程調停可能)
交通:貸切バスおよび空港バス
費用:訪問地域で食事と宿泊提供 参加者一部負担(1日3万ウォン基準)
訪問地域での行事と交流会、宿泊などは地域との協議を通じて調整予定.(ツアー終了後の)24-25日 NNAA-J一部残留人員は、ソウル首都圏で脱核運動団体および希望地域訪問講演および懇談会と、交流会国会訪問など推進実務的な協議と進行はNNAA-Jとアジア平和市民ネットワークで担当するものの希望団体と役割分担する。
日本側連絡担当:
崔 勝久 CHOI Seungkoo
Mobile: 81-90-4067-9352
素晴らしい企画ですね。原発終わらせるために日韓連携は大事。すぐに参加はできませんが、国際連携には凄く関心もっています。
返信削除今日のグーグル検索で先生の呼びかけがピックアップして出ました。殺到するかもしれませんが締め切ったとしないとしないと。当然ですが。
返信削除参加したいですね。日本の経済至上主義を追従する韓国で、日本の不幸を再現させないためにも、韓国の反原発運動を強くせねば。
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