1月9日の午後から、武蔵小杉の「市民活動センター」で事務局会議がもたれました。遠方韓国からの知人を含めて30名の参加者でした。レジュメには、「今年は原発稼動ゼロ、廃炉につなげる一里塚です。かわさきで、私たちはこれから・・・」と記されていました。
1 経過報告
① 1000万名署名活動の状況
現在、1000万名署名の本部は350万人を集めたそうですが、2月一杯で打ち切るとか。川崎では会員で街頭署名して集めた数は6000名を越しました。事務局内部では、川崎では2月以降も継続しようという声が上がっており、今後も続けることになりそうです。駅の街頭署名だけでなく、地域のスーパーや市役所付近でもやりたいという声がありました。
② 「プチ保養in川崎」 福島のこどもたちとともに、川崎市民の会
夏休見に続き福島の子供を預かり一正月を緒に過ごした報告がありました。今回は3,4歳の就学前の子供達で大変にぎやかであったとか。放射能線量低くはないが川崎で子供を預かることに躊躇がなかったわけではないと言いながら、それでも福島よりはましと言い聞かせ今後も活動を続けていくということでした。
③ 原発と「リニア新幹線」への取り組み
12月27日の「リニア中央新幹線川崎市アセス審議会」に傍聴した報告と、今後の集会予定(1月28日、18時 多摩区市民会館)が話されました。
基本的に市民と一緒になって、市民からの不安の声があがれば一緒になって考えていく、市民の声を聴くという姿勢は全くなく、工事を先に進めるという結論ありきの審議会という印象を強くもったそうです。今後の展望のところでは、「市民自主、市民意識の改革と市民力強化のために、依存と分配から自発と配分へ、決めるのは市民」と書いてありました。
④ 「福島の今を聞く会 in 神戸」
福島の教師をされているAさんを神戸にお呼びしてお話を伺ったという報告でした。広島での講演の経験では、被爆を経験した広島では意外にも福島で子供たちが受けている放射能被曝に対する関心は高くなかったということで、ご本人は、ご自宅の近くの土を持ってきてガーガーカンターで測ったところ、高い数値が出たのですが、福島の子供はこのような高い線量の下で生きているという証言をしてくださったそうです。
⑤ 原発輸出と国際連帯
1月14-15日の横浜での世界会議への参加の呼びかけがあり、当日「川崎市民」と韓国からの活動家、環境団体との話しあう場を設定することになりました。在韓被爆者問題に関わってきた市場淳子さんが関西から参加されるので、彼女のお話を伺うことになりそうです。
また臨海部の災害について、津波の時は水ではなく、油が流れでてそれが大火災のになる可能性が高いのだが、川崎市は十分な準備をまったくしていないという報告があり、1月6日に早稲田大学の濱田教授をお呼びして学習会を持つそうです。
2 検討事項
原子力政策・政府・行政の動きと高速増殖炉もんじゅに関する報告がありました。
3 行動提案 実行計画
① 世界会議への参加、署名活動の追い込み(及び継続)、学習会・映画会の設定
② 放射線に汚染された瓦礫の問題
現地の瓦礫は現地で焼却処分すべきという原則にも関わらず、岩手、宮城の瓦礫を低数値という名目で神奈川県知事は引受を表明したが、県には「仲介者」の役割であり、実際は市の首長が決定するとのこと。川崎市は広範囲での協力関係と銘打って最終的には受け入れるつもりのようです。
神奈川では横須賀で受け入れが表明されたのことですが、川崎の臨海部にある実際の低位の放射線物質は放置されたままで、瓦礫が焼却された場合の灰の処置など、何も明らかにされておらず、それに反対をすると市民のエゴイズムという声が聞かれ、実際の瓦礫の処理をどうするのか、更に情報を集め、具体的な行動案を検討することになりました
③ 川崎市の放射能マップを市民の手でつくろう、という声があがっています。しかし線量機は1台しかなく、今後の進展が望まれます。
④ 日本全国に情報発信していくHPの草案が提案者の手で作られることになりました。
⑤ 次回は3月11日に川崎独自のアクションを計画するとのことです。
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昨日はみなさんご苦労さまでした
山本です。
親睦会も盛り上がって大変楽しい時間でした。
昨日の最後に少し言い残したこともあり
瓦礫の問題の私なりの考え方です。
「市民が決めることが重要」
瓦礫の問題だけでなく
今まで、日本人は、自分で市民が決めて来なかった
大事な事も、嫌な事も
議員や行政にほ投げて、市民で決めて来なかったつけが
3.11で露呈された
瓦礫の問題も
市民で決めて議員に、行政にやらせれば、いいと思います。
①相談する専門家も市民が選び決める(委員会、審議会などの)
②処理する業者も市民で選んで決める
③処分場も市民で選んで決める
④処理費用も市民で決める
⑤徴収する必要な税金も市民が決める
今まで①〜⑤の全てを、議員、行政、官僚にほ投げて来た結果が
御用学者、利権構造、を生んで、市民のためでなく、
自分ら(議員、行政、官僚)のためにやって来た。
市民が決めるとしても別の市民が①〜⑤を監視する必要がある
すぐに市民が①〜⑤を決められなくても、少なくとも、
今まで通りであっても①〜⑤の事の議員、行政、官僚を
監視(傍聴など)する必要がある。
「市民が決める」と言う事の例
自分の自宅の隣に瓦礫の処分場を設置を希望しますか
NOであれば、市民が決めた5000円/年の費用を負担してください。
YESであれば、市民が決めた5000円/年、保管費用が入って来ます。
自分で選んで決めてください。
市民のオープンな場で決められることが重要
そう簡単ではないかもしれませんが、考え方として
隣が市や県であっても
放射能の問題は
⑤の費用は東電に賠償請求する。
または
東電に「製造物責任」の観点から
福島から吐き出された放射能は
排気物として、引き取らせる
または、放射能付き落ち葉は
着払いで東電に送り着ける
など
そう単純ではないかもしれませんが、考え方として
以上 12/1/10発
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みなさまへ、
昨日話題になった震災がれきの受け入れに伴う。
震災がれきの焼却灰の廃棄場(横須賀)についての、県の動きと地元の動向についての情報です。
①地元での説明会
◆1月7日に副知事が芦名町内会長宅に来た。その際の副知事の説明ではフレコンバッグに詰めて入れるそうです。
下水汚泥の処理に使っているものと同じだそうで、とんでもないことです。副知事は又役員に対してのみ説明をしたが役員一同は、
受け入れ反対を表明。
◆1月8日ポストに大楠連合町内会の皆様への説明会のお知らせ(添付チラシ.jpg参照)が入ってました。災害廃棄物焼却灰の受け入れの説明会です。
1/15(日)15:40開場 芦名コミュニティセンターです。意見の少ない地元民だけ丸め込んで事を進めようとしてます。
◆9日は、15日の地元限定の説明会に備え、1月6日の県交渉にも参加された地元の方と、以前の協定書(他県のものは受け入れない事など)や
12月27日の学習会のごみジャーナリスト青木泰さんの資料などや、青木さんともご一緒だった8月25日の内閣府や環境省との院内集会で出された
資料を提供し説明しました。13日までに質問事項を提出する事になっています。
◆地元でも危機感を持って対応されているようです。9日には、呉東弁護士も地元に働き掛けに行ってくださっています。直前に教えてくださったので、
私(瀧川前横須賀市議)から、焼却の問題と正しい支援にならないこと、最終処分場建設時の反対運動を知らない若い世代が活動していること等を
お知らせしてあります。
◆協定書を結んでいる芦名町内会をはじめ役員が反対していると聞いていますが、話自体を知らない人も多く、ポスティングされていた大楠連合町内会へ
のお知らせで知る人も多いと思います。内部被ばくやごみ処理の問題も学びたいとの話も出ているということです。15日がひとつのヤマ。県は13日まで
に質問を受け付けています。
②県は地元説明会とは別に下記の対話集会を行います。
なんと!申し込みフォームには「当日発言したい内容をご記入ください」の項目まであります。
緊急開催!黒岩知事との「対話の広場」~震災がれきの受入へ!東北再生に向け今、神奈川ができること~
1 目的
東日本大震災では、東北地方の岩手県、宮城県及び福島県で、通常の排出量の10年分にあたる約2,300万トンの災害廃棄物、いわゆる震災がれきが発生しました。
国では8月に「東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン」を策定し、震災がれきの受入の考え方を示しましたが、全国的に受入は進んでいない状況にあります。
しかし、震災がれきの処理は、国難を乗り越え、東北が再生するために避けては通れない課題です。国民全体で力を合わせて、対応していく必要があると考え、本県では、県民の皆様の御理解を得ながら、震災がれきを受け入れていくことといたしました。
受け入れた震災がれきは市町村が焼却しますが、その焼却灰については、県が有する最終処分場で受け入れていくこととしています。
そこで、こうした震災がれきの受入について、地元の皆様をはじめ県民の皆様に、直接、御説明し、意見交換を行いたいと思います。黒岩知事との「対話の広場」を次のとおり開催することといたしましたので、是非御参加下さい。
2 開催日時・会場
横須賀会場
日時:平成24年1月20日(金曜日)19時から21時
場所:横須賀市立総合福祉会館 5階ホール(横須賀市本町2-1)
横浜会場
日時:平成24年1月30日(月)18時30分から20時30分
場所:神奈川県庁本庁舎 3階大会議場(横浜市中区日本大通1)
3 主な内容
(1) 東日本大震災に伴う震災がれきの受入に関する県の対応について(説明:黒岩知事)
(2) 放射能に関し知見を有する者からの説明
(3) 県民との意見交換
申込先
神奈川県環境農政局企画調整部企画調整課企画調整グループ
〒231-8588 横浜市中区日本大通1
電話:045(210)4026 FAX:045(210)8844
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f362096/
申込期限
横須賀会場:平成24年1月16日(月曜日)
横浜会場:平成24年1月25日(水曜日)
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