2014年2月21日金曜日

日本はポーランドにも原発輸出をするらしい―メーカーはGE日立

そういうことだったのか、安倍首相のポーランド訪問は、すでにリトアニアでの国民投票における結果にもかかわらず虎視眈々と原発建設を狙うリトアニアに次いで、ポーランドでの原発輸出を決めているということだったのか。またしても日立が関わっている。許せない。

今日、在日ポーランドの女性から2時間半にわたる昼食をはさんだインタビューを品川で受けました。原発メーカー訴訟の内容と、これまでNo Nukes Asia Actions(NNAA)の活動についての質問だったのですが、話の内容は多岐にわたりました。

昨年6月に安倍首相はポーランドを訪問しているのですが、そのとき、ポーランド首相の方から「エネルギー分野について,トゥスク首相より,原発,再生エネルギー,スマートグリッド等の分野での協力を進めていきたい旨述べ」たと外務省のHPは伝えています。

調べてみると、安倍のポーランド訪問の6ヶ月前にすでにGE日立はポーランドの会社とMOUを締結しており、この時すでにポーランド発の原発は2016年に着工、2020年に操業を開始という情報が流れていました。



慎重な言い回しですが、「原発・・・分野での協力を進めていきたい」とポーランド首相が安倍首相に話したということですが、ここでは日本側の対応は記されていません。しかし、「日本の常任理事国入りを支持するとの発言」とか、「北朝鮮に対し,核保有を断じて認めない,挑発行為を行わず,一連の安保理決議を誠実かつ完全に実施すべきとの強いメッセージを送り続ける必要があるとの認識で一致しました。また,安倍総理は,拉致問題解決に向けた強い決意を表明し,トゥスク首相より,日本の立場を支持する旨の発言」があったということは、かなりポーランドは日本に歩み寄り、大きな期待を表明したことに対して、日本の外交上の問題に対してポーランドに支持の表明をさせたということが窺えます。

彼女たちによるとポーランドでは福島事態に関してはもう何の問題もないという風に報道されており、原発の安全神話が繰り返し報道されているとのことです。ポーランドでの原発建設は日立だということでした。リトアニアにつぎ、日立は東ヨーロッパで原発建設をしたいようです。

私は近くポーランドに一時帰国するということだったので、The Act on Compensation for Nuclear Damage (原倍法) はどのようになっているのか調査してほしいと依頼しました。ポーランドに来て話をしてほしいという要請もありました。

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